ばあさん4時半まで付き添ってそのあと8時過ぎに起床。この日は通夜で19時から。その前に13時から町内会の人がうちに来て翌日の葬儀の段取りについて打ち合わせ。大変だ。そのうちこういうことうちの人間だけじゃなくて近所の人も亡くなったりすると俺もやんなきゃいけなくなるんだろうなあ。色々勉強しときました。


午前中は親戚とか近所の人が駆けつけてくれました。なかでも向かい隣のおばさんは嫁に来た当初うちのばあさんによ〜く世話になったそうでかばってくれたり色々教えてくれたとか涙ながらに。親父もその話聞きながら泣いてました。この時は私もやばかったです。でも漢の子だからぐっと我慢。  



そうそう、この日は今話題の納棺師の方が来てくれてばあさんをキレイに洗って化粧して別嬪さんにしてくれました。

皆さんなかなかお目にかかることないでしょうから納棺師についてレポ。


うちに来たのは女性一人と男性二人。女性はみたところ40代前、男性は一人は20代前半の兄ちゃん、もう一人は30前後の短めオールバック。服装は黒パンツに白シャツで黒ベスト。三人とも寒いのに半袖でらっしゃいました。


親族は立会いでした。まず喪主である親父から柄杓で水かけます。ばあさんは裸にタオルケットだからタオルケットの上に水を。この時右手に持って足から頭に向かって水をかけます。そしてその後の順番は適当に。とりあえずお袋、兄貴、私、伯母ちゃん叔母ちゃん・・・手な具合にやっていきました。


それが終わると今度はばあさんの身体洗っていきます。三人で手分けして一人は腕、一人は脚、もう一人は頭といったふうに。ばあさんシャンプーしてもらって気持ちよさそう。


その後は化粧したり、薄いめにマニキュアもしてくれてました。こんなん元気な時もしてなかったのに。いい体験できたねばあさん。たいそうな着物も着せてくれました。みんなキレイにしてもろうて〜とか絶賛。お袋は例によって号泣w

懐には六文銭のコピーした紙を。なんだったらお金追加もアリだそうです。


貴重な体験でしたが願わくば立ち会う回数は少なめでお願いします。



通夜では普通にお坊さん来てお経あげました。足しびれた。

この日は普通に就寝しました。親父はばあさんの隣で就寝。