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葬式当日。葬儀は11時から葬儀場で。10年前じいさんが亡くなった時はまだ家で葬式してたなあ。いつ頃からかうちの地域でも葬儀場でするようになりました。まあその方がみんなの負担が少なくなるのでいいんですけど。
ばあさんは棺に入って9時半に家を出ました。その頃には近所の人が集まってくれて記帳の受付とかしてくれたりしてました。
葬儀場ついてだんだん人が集まってきてその度に挨拶したりして過ごす。親族が一通り集まると巻き寿司が支給されてるのでそれをみんなでいただきました。
葬儀は時間通りに開始。坊さんがお経あげてお焼香。所によってはお焼香の順番巡っていろいろややこしいそうなんですけど私のとこは一緒に住んでた家族が先にやれば後は適宜やってちょてきなアバウトな感じです。田舎だからといってどこもそういう厳しい風習があるとは限らないのです。
でもお袋の里の飛騨高山とかは古都だからかな〜りうるさいそうです。大変だあ。
焼香が終わると喪主と坊さんが膳を挟んで向かい合わせに座って食事するそぶりの儀式。なにこれ。
そしてとうとう最後のお別れ。みんなで祭壇に飾ってあるお花をばあさんの棺に入れていきます。ここでみんなばあさんに言葉かけながら涙涙涙のお別れ。
親父も泣いてそうだけど、なんか親父のそんな姿は見たくないのであえて親父の方は見ないようにしてました。
私は兄貴といたんですが兄貴も鼻すすったり泣いてるような息遣いしてました。こっちもそんな姿見たくないから兄貴の方向かず。
私もさすがに胸が苦しくて涙目になっちゃいましたがそこでこらえてました。
無理せず泣きゃいいのにね。何意地張ってんだ俺は。
そんなこんなで葬儀の最後に喪主たる親父が参列者の方々に挨拶。棒でしたw
普通に喋ればいいのにw
その後ばあさんを納めた棺は火葬場へ。霊柩車には親父とお袋とおばちゃん二人が同乗。いわゆる霊柩車じゃなくてリムジンでした。私たちはマイクロバスと車で。
火葬場で本当のお別れの焼香。ここでも皆さん涙。
前にも書きましたっけ?お袋の実家では喪主が着火ボタン押すんです。昔母方のじいさんが亡くなったときは伯父さんなかなか押せなかったみたいです。そりゃ酷だって。
1時間半ほどかかるのでみんなは葬儀場に一旦引き上げ。火葬場には私と兄貴夫婦とイトコの兄ちゃんが残りました。でも何もないので特にすることなし。姪っ子と戯れてました。
ふう、明日また書きます。